2021年04月16日

国産ワクチン

ここ1か月は仕事は忙しいながらも、ブログを更新することがないくらい平和な生活を送っておりますが、世の中は変異株による感染拡大により、再度の緊急事態宣言も時間の問題という状況になってます。現在のウイルスに対する対抗策は自粛かワクチン接種しかないわけですが、新型コロナウイルスワクチンに関しては下記の結果が公表されてます。

・英アストラゼネカ製の有効率が76%で、ファイザーは91%。
・中国産シノバック製ワクチンは、ブラジルでの治験で50.4%、トルコで83.5%、チリで54%という有効性で欧米製を下回る。
・ファイザー製の新型コロナワクチンは南アフリカ型のウイルスに対し効果が落ちる可能性がある。
・ウィルスベクターワクチン(J&J、AZ)は非常にまれな血小板減少に伴う血栓症が発症する可能性がある。
・ファイザー製ノワクチンは2回目の接種から半年後までの有効性が91.3%。
・新型コロナワクチンは毎年の接種が必要になる可能性がある(ファイザーCEO)。

日本においてはワクチン外交に失敗し、ワクチンの接種より変異株が先回りして効果が既存のワクチンの薄れていく可能性があるのと、ワクチンの効果持続期間・副作用がまだ不明であることが問題であり、現段階で接種したいかと聞かれると疑問符が付きます。

先日、塩野義製薬・手代木社長の 「国産ワクチン、なぜ出てこない?」 の記事を読みましたが、非常に分かりやすい内容でした。こういったまともな方が頑張って頂くことで、国産メーカーが今後の国内パンデミックにも対応できる土台を作ってほしいと思います。本来なら国産新型コロナワクチン開発への投資が国家プロジェクトになるべき思いますが、残念ながら政府はあまり興味がないようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1d2ef2224bd048b105723657f539663315ed60





  

Posted by サンジ at 19:43Comments(0)その他

2019年05月21日

遺伝子検査・DNA検査 (MYCODE)

『MYCODE [マイコード]』 は、自宅でできる遺伝子検査で、遺伝子検査キットに唾液を入れるだけで、癌(がん)や生活習慣病などの病気発症リスクや体質の遺伝的傾向を知ることができる』と事・・・。明らかに怪しいです。ただ、試さずに決めつけるのはいけないと娘に常日頃言ってますので割引きのチケットがあったので買ってみました。

水以外の物を含まずに採取した唾液を専用の採取容器に入れて封筒に入れて送るだけです。結果は2週間後に来ました。

その結果、
遺伝子型の発症リスクの高い疾患は、「βサラセミア」、「静脈血栓塞栓症」、「ウィルムス腫瘍」、「濾胞性リンパ腫」、「間質性肺炎」、「円形脱毛症」、「潰瘍性大腸炎」との事でしたが、???という感じで、円形脱毛症はないが年齢的にハゲてきてるし、潰瘍性大腸炎は怖いなと思う程度でした。

遺伝子型の体質タイプ は130項目もありましたが、ほとんど当てはまってなかったと思います。「髪の形状」がウエーブで99.2%になってましたが、明らかに私はストレートです。「耳垢のタイプ」、「麦芽の香りを感じとる能力」、「HIV進行の速さの指標」とか訳のわからない項目もありましたが、医学的な項目は薬剤師目線で私に当てはまってなかったです。唯一、あなたの遺伝型から分かる体質は「85歳以上まで長生きする可能性がやや高い傾向にあるタイプ」と記載されてるのに思わず喜んでしまいましたが。

唾液から、どれだけの遺伝子情報が取れて結果につながるかは分かりませんが、情報が蓄積されれば、それなりの論文にはなるんではないでしょうか。今のところは参考程度であまり信用はできません。血液型の方が性格を見るには信頼性は高いと思います。





  
タグ :MYCODE


Posted by サンジ at 21:05その他

2019年04月23日

風疹抗体検査結果・・・

今日は歯科受診が早く終わったので、近隣の医院に4月9日に採血した風疹抗体検査の結果を聞きに行きました。

《風疹の抗体価の判定(HI法)》
< 8倍 陰性
8倍、16倍:抗体価陽性(基準を満たさない)
32倍以上:抗体価陽性 (基準を満たす)

結果はHI法で64倍で十分抗体があるため、ワクチン接種は不要と。たぶん子供の頃にワクチンを打ったんじゃないですか?と医師から言われましたが、私の年齢だと下の表からいくと打ってないはずなんですが・・・。拍子抜けしましたが、まあワクチンも打たずに済んだので良かったと。ついでにPSA(前立腺腫瘍マーカー)も2年前と変わらず正常値でした。心配しすぎましたが、こればかりは結果論で、検査をしないと分かりませんので結果が良好で良かったです。これで大都市に胸を張って出かけます!予防接種を受けていない男性が、現在の感染を広げる要因になっており、特に問題となるのは妊娠初期の女性が、それが元で風疹に感染した場合に胎児に先天性風疹症候群を引き起こす可能性があることです。そのためにも他人事ではなく我々世代以上の男性は全員が交代検査は受けるべきでしょう。





  

Posted by サンジ at 17:49その他

2019年04月09日

風疹抗体検査

先日も下記のニュースが・・・

「4月2日、国立感染症研究所は2019年第12週(3月18日から3月24日)に全国で新たに74人の風疹患者が報告され、今年に入ってからの風疹累積患者報告数が1033人になったと発表しました。この時期に患者数が1000人を超えたのは、全国的に大流行した2013年以来です。」

4月に入り、予防接種の無料クーポン(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日の間に生まれた男性が対象)が届きましたので、本日、近隣の医院を受診してきました。行けばワクチンを接種してくれるのかと思いきや、抗体検査をして抗体価が不十分な人だけワクチンを打てるようです。

問診表に、風疹にかかったことがあるか?MRワクチンもしくはMMRワクチンを打ったことがあるか?と記載されてましたが、親が覚えてないのに、私が分かるわけも覚えてるわけもなく 「分かりません」 と医師に答えたら、医師も 「私も(自分の事が)分からないんですけどね」 と和やかな会話になりました。

抗体検査は採血をするとの事だったので、ついでにPSA(前立腺がんマーカー)の測定もお願いしました。40歳を超してからは健康診断の際には自費でPSA検査を追加依頼してたのですが、最後に測定したのが2017年6月だったので、最近は頻尿も気になるので相談しました。先日のニュースで宮本亜門さんの前立腺がん判明の件が刺激になったのもありますが、、、。

結果は週末には出るとの事ですが、私は火曜日の夕方しか時間が空いてなく、かつ用事を常に入れてしまってるため、まあ焦らず空いてる時間に結果を聞きに行ければと思ってます。



  

Posted by サンジ at 21:37Comments(0)その他

2018年08月22日

インフルエンザ治療薬「タミフル」の10代への使用制限を解除

タミフルをめぐっては、飛び降りなど服用後の異常行動が相次ぎ、2007年から10代への使用が制限されてました。
しかし、厚労省研究班の調査などによると、インフルエンザ治療薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動は発生しており、薬事・食品衛生審議会の安全対策調査会は、タミフルの服用と異常行動に明確な因果関係があるとは言えないとし、他のインフルエンザ治療薬と同様に扱うべきだと判断。通知では、添付文書で10代に「原則として使用を差し控えること」などとしていた警告の記述の削除を指示したとの事。

インフルエンザに関わらず、高熱時は異常行動を起こしたり、幻覚が見える等の事は大人でもあり、子供なら尚更のため、タミフルは関係ない(100%とは言えませんが)だろうとは思ってましたが、ついに明文化されました。タミフルは重大な副作用はあるものの、併用を注意する薬剤もなく、腎機能が低下してる患者さんを除けば、かなり使い勝手がいい薬剤だと思います。

医師もインフルエンザ治療薬を使用する際は、20歳未満の子供に投薬するときは異常行動の可能性について説明をしなければいけませんでしたが、これからは上記明文化で少し楽になるんではないでしょうか。
  

Posted by サンジ at 20:19Comments(0)その他