2019年01月26日
抗インフルエンザウイルス剤 『ゾフルーザ』 の耐性株検出
1回の服用で治療が終わってしまう、画期的インフルエンザ治療新薬「ゾフルーザ」に早くも耐性株の報告が報道されました。作用機序から考えると耐性が出にくいイメージがあったので、耐性菌発現の発見が速すぎて驚きました。
販売元の塩野義製薬は、年明けのインフルエンザの急激な流行を受けて注文が殺到しているため、「ゾフルーザ」の増産を検討してるそうです。塩野義製薬といえば、昔は『抗生剤の塩野義』と言われるくらい抗生剤がメインの会社でしたが、抗生剤による耐性菌の発現抑制を含めた『厚生労働省による抗生剤の適正使用の推進』により販売が減少し、会社が縮小していった記憶があります。マスコミが誘導してるのか、塩野義が誘導してるのか分かりませんが、インフルエンザ治療といえば、今は『ゾフルーザ』一色の傾向(流行)がありますが、今後の耐性株の動向次第では、抗生剤の時の二の舞を踏むかもしれませんね。
今月、ニューキノロン系抗菌薬の添付文書の[重大な副作用]の項に「大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがある」と追記されたのも驚きましたが、抗生剤や抗ウイルス薬は安易に使うと怖いなと感じました。
販売元の塩野義製薬は、年明けのインフルエンザの急激な流行を受けて注文が殺到しているため、「ゾフルーザ」の増産を検討してるそうです。塩野義製薬といえば、昔は『抗生剤の塩野義』と言われるくらい抗生剤がメインの会社でしたが、抗生剤による耐性菌の発現抑制を含めた『厚生労働省による抗生剤の適正使用の推進』により販売が減少し、会社が縮小していった記憶があります。マスコミが誘導してるのか、塩野義が誘導してるのか分かりませんが、インフルエンザ治療といえば、今は『ゾフルーザ』一色の傾向(流行)がありますが、今後の耐性株の動向次第では、抗生剤の時の二の舞を踏むかもしれませんね。
今月、ニューキノロン系抗菌薬の添付文書の[重大な副作用]の項に「大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがある」と追記されたのも驚きましたが、抗生剤や抗ウイルス薬は安易に使うと怖いなと感じました。
Posted by サンジ at 13:54│Comments(0)
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