2021年05月13日

新型コロナウイルス治療薬

連休の反動で先週末から仕事が忙しいです。忙しすぎて逆に和んでる感じもしますが、皆で連携してテキパキと仕事をこなしており、今日は昼食に梅芳園のお弁当をスタッフと食べました。昼から少し栄養を摂り過ぎましたが美味しかったです。

新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種の予約をめぐり混乱が続いてますが、政府は入国規制も遅い判断の上、帰国後の行動をしっかりチェックする体制も出来ておりません。報道では、外国からの入国者に待期期間中(14日)に求めている位置情報の報告の指示に従わない人が1日最大約300人に上るらしいです。法律上の問題はさておき、甘すぎる入国規制は何とかならないんでしょうか。

新型コロナウイルスの治療薬は現在国内では3つの薬剤が承認されておりますが画期的な特効薬はありません。アビガンやイベルメクチンは未だに承認されてません。ただ、世界的には、欧米の企業による抗ウイルス薬の治験が進んでおり、早ければ年内にも世界では承認されそうです。

国内においては中外製薬が「抗体カクテル療法」(トランプ前大統領が在職中、新型コロナウイルスに感染した際に投与された薬剤)の日本での開発権と独占的販売権を取得しており、年内に承認を申請し承認された場合は日本政府が2021年分を確保という流れになってるそうですが、南アフリカ型、ブラジル型の変異株に対しては効果が低く、今後さらにウイルスの変異が進むと効果が無くなる可能性があるそうです。

また、塩野義製薬の新型コロナウイルスのワクチンが最終段階の大規模な治験(臨床試験)と並行する形の条件付きの使用承認が得られれば、年内に実用化できる見通しとなりました。承認が得られれば、21年中に1000万人分以上を量産できるということです。更に変異株に合わせたワクチン開発にも着手してるそうです。

最終的また根本的な治療法は医学・薬学の力にかかっており、今後もウイルスによる似たような事例は続くと思います。そのためにもワクチン・治療薬の開発と国産化を加速させる法案や投資が重要であることは間違いありません。











  

Posted by サンジ at 19:50Comments(0)薬局・医薬品