2018年11月15日

第1回 岡船越在宅医療・介護・福祉連絡会ミーティング

本日は第1回 岡船越在宅医療・介護・福祉連絡会ミーティングに参加して参りました。
当地区に地域包括支援センターが新設されたのに伴い初めて開催された会でしたが、テーマは「自宅でずっと(抱え込まない介護)」で、自宅で最期まで生活していくために地域の方の力を借り、「地域包括ケアシステムの深化」を進めるためのミーティングでした。

薬剤師も5年くらい前から在宅に積極的に取り組むようになりましたが、多職種の方々に比べると現場には遠く、取り組める内容も少ないため、全国的にもまだまだ浸透はしておりません。当薬局でも数件の在宅に携わりましたが、決して満足のいく内容の仕事はできてません。

今年は薬剤師会から、多職種連携ミーティングの会合に参加してくれとまでは言われませんでしたが、地区毎に輪番制の担当を決めることになり、当薬局が今年の班長に任命されたのと地域包括支援センターの佐野さんからのお誘いもあり参加しました。

10名くらいの小規模の会合とイメージして行ったら、なんと医療関係者から自治体の職員の方も含め81名の参加者で8班に分けて意見交換会をするという大規模な会でした。この小さな地区で、これだけの人が夜の19時に集まるのに驚きました。テーマから、そう簡単に結論は出ない討論になりましたが、多職種の方と話す機会は珍しく、現場の意見を聞けて素直に勉強になりました。

薬剤師会として先月から取り組んでるのが写真にある「ユーカード」です。生活状況を記載するメモですが、これをお薬手帳に貼ることにより、何か活用できることがあるかもしれないと最初の一歩として初めております。実際、病院の医師から役に立ったとの報告があったそうです。当ミーティングでも地域包括支援センター佐野さんよりユーカードの活用についての説明があり、私も班長としてスピーチする機会があったので、ユーカード活用の推奨を皆様にお願いしました。

このテーマに関して、これといった具体策は思いつかないですが、こういった取り組みやミーティングが少しでも地域医療の役に立つのかもしれません。また、次回のミーティングにも参加したいと思います。


第1回 岡船越在宅医療・介護・福祉連絡会ミーティング







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Posted by サンジ at 22:49│Comments(0)薬局・医薬品経営清水区
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